キャリアパスとは
ベルーフでは、目指す職種に応じて、「標準キャリアパス」を定めています。これまでの専門職就労の実績から練られた成功確率の高いルートとして明示し、支援計画の策定や各種計画立案の際の根拠として活用しています。
研修は、「基礎教育Ⅰ」「基礎教育Ⅱ」「専門・就職準備」の3段階があります。利用者がそれぞれ目指す専門職において、上記3段階に応じて、「IT系」「ビジネス系」「セルフコントロール系」3種の研修を履修することにより、就労準備に取り組みます。
キャリアパスは、その原則的な道筋を示すもので、この通りに進まなければ就労できないというものではありませんが、これまでのベルーフの実績から練られた、成功確率の高いルートです。個別支援計画の策定および就労活動への各種計画立ての際は、このキャリアパスを根拠としてベルーフからの提案を行い、ご本人希望を踏まえた計画に練り上げて行きます。
オリジナル教育
ベルーフの教育は、実務経験豊富なインストラクターが開発したもので、全てオリジナルです。原則を学び、実務演習を通して、仕事が出来る力を培います。
IT系
カリキュラムには、リテラシー教育、officeアプリケーション、専門としてプログラミング言語、Webデザイン、データサイエンスがあり、初歩的なものから難度の高いものまで取り揃えています。
ビジネス系
ビジネスにおける考え方およびコミュニケーションのトレーニングであるビジネスパーソン研修、フォロワーシップ研修で、チームで成果を上げるための考え方と行動を学びます。
セルフコントロール系
ストレスを溜めにくくするマインドフルネスや、認知行動療法を基にした認知行動研修により、自らの心身の声を聞くことや、集中とリラックスのコントロールを学びます。
通所開始して最初に取り組むのは、ITやビジネスの原則を学ぶ基礎教育Ⅰプログラムです。
続く基礎教育Ⅱでは、プログラマやWebデザイナー、データサイエンティスト等、専門職に就くための基礎を学び、模擬課題を通して仕事の腕を磨きます。また、企業人として仕事をするための基本的な考え方と生活習慣の成熟を図ります。この間、希望者は国家資格の取得にも取り組み、就労に繋げます。
就労準備では、基礎教育Ⅰ・Ⅱの集大成として、成果物づくりやさらに専門性の高い技術の習得に取り組みながら、就労活動を行います。
特徴
教育期間全体を通しベルーフでは、やり方を指導するのではなく原則とガイドラインを示し、自ら目標設定して取り組むことを尊重しています。基礎研修で学んだ「ビジネスの考え方」と「IT技術」を使い、自分の判断で試行錯誤することで、真の「仕事が出来る力」を培います。
このため、ベルーフでの実務演習は、就労後に起きる様々な問題を、自分と周りの協力で乗り越える就労継続力を養っています。